1つのページを幾つかのブロックに分け、それぞれ異なる背景色にしたい場合、TABLE要素を使いたいところだが、iモードではHTML6.0で初めてTABLE要素が採用された。
auやSoftBankでは、TABLE要素を採用しており、TR,TDとともにbordercolor指定可能だ。
では、iモードのHTML5.0までの対応端末では、これをどのように実現させるか。
その答えは…
- mailtoに半角カタカナは使えない
半角カタカナを受け付けない端末があり、その端末ではメーラが起動してくれません。 - テキストボックスに改行が入力できる
auはテキストボックスでもtextareaと同じように改行が普通に入力できます。
テキストボックスだからといって安心はできません。 - お気に入りに追加するリンクが使える
以下のようなタグで簡単にお気に入りに追加させることができます。
<a href="device:home/bookmark?url=URL&title=タイトル">お気に入りに追加</a>※URLエンコードが必要です。
device:は他にも色々あるみたいです。調べればすぐ見つかります。
- cookieが使える
ということは、他キャリアは使えません。 - キャッシュコントロール
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/wap_tag11.html
細かいルールが出ています。
設定をうまく行わないと、2ページ目を表示させようとしてもキャッシュされている1ページ目が表示される。
ということになったりします。
SoftBankに比べるとそれほど困るものはありません。
しかし、メール送信を行う際には他のキャリアとは違うことがあります。
サイトから送信するメールの改行はLF
万が一、CR+LFだった場合には、改行が2つになる端末もありますので強制的にLFにしましょう。
メールフィルターで拒否した場合のエラーメールが返ってこない
http://www.au.kddi.com/notice/meiwaku/email/index.html
メールフィルターでブロックした場合の送信元への拒否通知 (エラーメール) の返信有無を設定できます。 初期値は「返信しない」に設定されます。
こうなると、どうやってメールアドレスの管理をすればいいのでしょうか。
管理するいい方法をぜひ教えてください。
SPFレコードが設定されていない場合もエラーメールが来ない
http://www.au.kddi.com/notice/manner/jyushin_policy/error_mail.html
2006年9月下旬から送信ドメイン認証技術「SPF」を利用し、DNSで公開されたSPFレコードにより送信ドメインが認証できないメールに対して、あて先不明のエラーメールを返送しない機能をEZwebに導入致します。また、2006年度内にSPFを利用したメールフィルター機能を提供する予定です。
こちらはあて先不明の場合です。
サイトからメールを送信する場合は、
メールアドレスの管理は全キャリアで必要ですので、気をつけましょう。